全くの電子工作未経験者が自作キーボードhifumiを作るために買ったものと金額まとめ

先日ふと「自作キーボード作ってみたいな」と思い立ち、キットと工具を買い作成したのでその工程や買ったもの、金額をまとめていきたいと思います。

なぜ自作キーボードなのか?

これは単純に市販のもので自分が使いたいと思うキーボードが限られてしまっているからです。

昨日購入したKeychron V8には満足していますが完璧というわけではなく、「これでワイヤレスだったらな~」「左右分割式だったらなぁ」と思うこともしばしば。それならゆくゆくは己の理想のキーボードを作成するためとりあえず自作キーボード界隈に足を踏み入れてみようと思ったのが今回のきっかけです。

そんな中、市販されているキットの中でも自作キーボードの基礎知識を学ぶことができ、キー数の少ない6キーのキーボードを作れる「ここからはじめる自作キーボード」を手に取った次第であります。

買ったもの

というわけで全体的にかかった金額は16,103円となりました。大体キーボード本体にかかった金額が5,000円位、工具が11,000円といった感じでしょうか。思っていたよりかからなかったな~という印象です。

ちなみに買ったもので使わなかったものはなく、上記が最小限作成に手間をかけずに出来るセットかと思います。リードベンダーが無いとダイオードの折り曲げは面倒だし、作業マットも細かい部品を置いておくのに必要だったり、ピンセットもPro Microを接続前にショートさせPCに認識させるのに必要だったり…となんだかんだで使います。

そして作成

自分は電工につきましてははんだごてを昔1,2回触ったことのある程度の初心者だったので完成させられるか不安だったのですが、ここからはじめる自作キーボードにはそんな自分でも作れるよう細かく手順が記載されておりますので問題なく作成にとりかかれました。

Pro Microのはんだづけ

https://twitter.com/agana_4g/status/1708785298153546218

一番初めにはんだづけする工程がいきなりクライマックスだと思います。これが終われば後は難しくないです。上記はメガ初心者によるファーストはんだづけです。ボロボロ。ただやっていくうちに慣れてきて図で言うところの左上のような円錐形のはんだづけも可能になりました。うまくいくと楽しい。

そしてダイオードを白い基盤にはんだ付けした後、トッププレートにキースイッチを装着。

ここまで来るとだいぶ形になっておりテンションが上がってきます。

そしてキースイッチをはんだづけ後、Pro Microを差し込み

キーキャップを付けて動作確認したら完成です。おめでとうございます。

制作を完走した感想

https://twitter.com/agana_4g/status/1708781906932957666

上記Tweetにもあるように本体だけなら5000円程度で自作キーボードが作れてしまうという経験ができることが本キットの魅力じゃないかな~と思います。ここからもう少しキー数が多いテンキーの制作や左手用デバイス、ゆくゆくは自分の望むキーボードの作成へとステップアップをしていくのがいいんじゃないでしょうか。自分も次は職場用のテンキーでも自作しようかなと思います。