俺の答えはこれや(定型文)
https://twitter.com/srngs_meganeko/status/1269254534720679936
アルファ楽曲派ツイッタラーめがねこさんがこんなツイートをされていたので私もやってみたいと思います。楽曲選出基準はレギュレーションに則って
- 2020年1月~6月に初めてフル音源がリリースされた楽曲
- アーティスト、作家、作品のかぶりは今回気にしない
といたします。そんなこんなで10曲絞りました。どうぞ。
Dye the sky. – シャイニーカラーズ
作詞:烏屋茶房
作曲:ヒゲドライバー
シャニマスの新シリーズGR@DATE WINGの1作目になります。サビがかっちょよくてコレばっか聴いてた時期がありましたね。あとサビ後に拳を掲げたい。
一通りのアイドルの楽曲が出揃った今2年目の再出発をするシャニマスですが、歌詞からは今までの演技、パフォーマンス、楽曲、全てを超えてこれからも進んでいく力強いアイドル達の姿が浮かびます。流石シャニマスヘビーユーザーの烏屋茶房。
SUN SUN SUN – Le☆S☆Ca
作詞:SATSUKI-UPDATE
作曲:宇佐美宏
前作ミツバチ、ひよこのうたを含む新生Le☆S☆Caアルバムのトリ曲。爽やかな曲調が流石、このユニットは似合いますね。
ライブ開幕手拍子必須やな〜とか思いつつ歌詞を見ながら聞いてるとLe☆S☆Caのリスナーに対する「おめでとう」と「ありがとう」が詰まった完全泣き曲でした。お前レスカで泣いてばっかいるのなお前な。どう考えてもこっちがありがとうなんだよなぁ…
アルバムには過去曲の新メンバーverも収録されているので皆さん買いましょう。
Fall in Love – SEASON OF LOVE
作詞:SATSUKI-UPDATE
作曲:宇佐美宏
コドモ連合(ナナシス年少組)が大人への階段を登っていく希望しか無い歌詞。EP5.0のテーマソング。成長した4人の春夏秋冬を表したかのような衣装が特徴的なジャケットになっております。
タイトルはFall in Love、直訳すると「恋に落ちる」なんですが特定の誰かと恋に落ちた、というよりアイドルとしての自分たちがこれからの世界を前向きに生きていくSOLの気持ちを「恋」にたとえ秋の季節に乗せて歌った楽曲、というイメージです。
メインエピソードの舞台が2034ですので2043に歌われたこの曲ではキャラクターは9年時間が進んでいます。コドモ連合だったみんな大人になってしまったなぁ…という親心のような感情で今も聴いています。
アイノシズク – KARAKURI 2039
作詞:SATSUKI-UPDATE
作曲:シバサキユウキ
ナナシスEP5.0の挿入歌。
今までのKARAKURIの印象は与えられた楽曲を何でも歌いこなすパーフェクトなアイドルというイメージだったんですよ。アイドルとして人気絶頂で勝ち続ける日々を歌った「Winning Day」なんかは特にそんな印象が強かった。ただ今回の曲は公式サイトに
「ひとつ」だったKARAKURIが「ひとつ」と「ひとつ」になり、
この歌を通してまた「ひとつ」になる。
と書いてあるんですね。
2035年の「EP4.0 AXiS」にも登場したんですが(ネタバレになるので細かくは語りませんが)それから4年後の名義、ということになります。
衝撃的な事件から更に成長し、ふたりに新たな感情が芽生え、ふたりでひとつだったKARAKURIがその結果互いの個が芽生え、感情を前に押し出す「ふたり」で愛を歌う新しい楽曲をリリースした。そしてこの曲を通してお互いの心がひとつになり、今までとは違うKARAKURI 2039となったのではないかなぁと思うわけです。それを表現する秋奈さんの歌唱力よ。曲調はゆったりめのEDM。サビ終わりの太いシンセ音が気持ちいい。
http://t7s.jp/release/index.html
今までのKARAKURI楽曲のジャケットを見てもらうとわかるんですが、ヒトハ、フタバっていつもジャケットだと触れ合ってたり背中合わせだったり距離がものすごく近いんですよね。ですが今回の「アイノシズク」は二人の間に距離が生まれてお互い静かに笑ってるんですよ。エモすぎませんか?
また、EP5.0は2043年が舞台なのに何故KARAKURI 2039と4年前の楽曲が使われたか、EP4.0と5.0の間にナナスタとKARAKURIの間に何かストーリーがあったのではと色々と勘ぐってしまう一曲です。
ミラーボール・ラブ – 宮本フレデリカ、棟方愛海、及川雫、荒木比奈、姫川友紀
作詞:MCTC
作曲:TAKU INOUE
デレステ7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing!のテーマ曲ですね。
イノタク大好きマンこと私なんですが初聴きのときはハウス系?最近のデレステのイノタク曲では珍しいな〜なんて思ってたんですがサビ「あぁ あぁ あぁ」からエレクトロな音が入ってきて歌詞通りあぁ〜となります。ジャンル的にはDisco寄りのハウスになるかと思います。カッティングギターやサックス音がまさにFunky Dancingというテーマにピッタリ合っていて良いですね。
ヒロメネス – Mashumairesh!!
作詞:大和
作曲:大和
なんとなく主人公ほわんの声質から「けいおん!」をイメージしてアニメも見ていたんですが、楽曲は遠野ひかるさんのやわらかい声からは想像できない力強いVo&メンバー3人と、夢に向かって走り続ける歌詞が特徴のガールズロックサウンドとなっております。「左手に傘 右手には花を」という箇所に「つらいときも笑って走っていけ!」というようなメッセージを貰った気がします。
曲調は王道といえば王道、なんですがアニメの各キャラの演技を見てたら想像できない歌声のギャップがたまらないと思います。曲的にはラスサビ前に一瞬音が止まるトコが好き。あとアウトロのほわんソロがエモい。SB69はライブで見たことが無いので今後あったら行きたいですね。
移動手段はバイクです – DOKONJOFINGER
作詞:大和
作曲:大和
頭の「よろしくおねがいします!」からネタ感を感じていましたが、Aメロからメタクタにかっちょいいロックサウンドが飛び出してビビった記憶があります。
サビの「移動手段はバイクで 行こうぜ未練の回収へ」みたいな韻の踏み方が特徴的で、退学の危機を避けるために過去を捨て、自由を手にしてやるというどこゆびの強い気持ちを感じられるデビュー曲となっております。
中の人4人はガチで男性声優ファンを刺しにきてますねこれは…メインVo伊東健人さん、ヒプマイとMマスでしか知らなかったけどこんな歌い方もするんですね。声優さんは凄い。
あと最近アプリに実装された「ワールドワールドワールド」って曲も最高です。だけどBD特典。売り方ァ!
Hurry Love – 和氣あず未
作詞:俊龍
作曲:俊龍
俊龍。Honny Come!!と曲名が似てるけど曲調もどことなく似てる。MVがめっちゃ可愛いのでCDだけじゃなく動画も見ようね。内容はラジオのパーソナリティからリスナーへのメールに答えるような展開に合わせて恋について歌った曲。ちょっとミュージック・アワーを思い出したり。
イントロを聞いた瞬間、ザ・俊龍楽曲と解るキャッチーなサウンドが印象的ですね。サビは疾走感があってライブでは必ず盛り上がるでしょう。コロちゃんフェス……………
他にも和氣あず未さんは俊龍作曲でウマ娘キャラソンの「わたしの印は大本命◎」も歌われてます。Hurry Loveとは方向が違う曲調ですが両方良いので是非聞いてください。
23時の春雷少女 – 鬼頭明里
作詞:田淵智也
作曲:田淵智也
まず、恋をしたことを春雷と比喩する語彙力はどこからくるんだ…楽曲はPC用語を散りばめながら恋という自分の気持ちの証明をしていく、まるで物語を読んでいるかのような歌詞に加え、
- まるで春雷
- アレは推定
- だから鮮明
- これは幻想
のようなサビの韻の踏み方が天才的なのと、ここのメロディーが聞いてて多幸感溢れる。田淵節恐るべし。
曲として好きなポイントはCメロ後の怒涛のピアノソロパート→ピコピコシンセ→ギターソロ+ラスサビがバチクソテンションが上ります。自分の気持ちに気づいた主人公が外に駆け出していくようなイメージを感じましたね。
夏休みが来るまえに – 悠木碧、内田彩、伊藤美来、村川梨衣、Machico、和氣あず未、富田美憂
作詞:大西洋平
作曲:持田裕輔
2020/6/7に開催予定だった「コロちゃんフェス」テーマソング。お察しの通り昨今の情勢により中止になりました。最速でチケゲットしたのに。つらい。
リリックビデオで解る通り、7人の声優さんの7色の歌声で紡がれる爽やかなロックサウンドとなっております。作曲の持田裕輔さんが作る曲はイントロやCメロ前のギターソロのメロディが強いイメージがありますね。内田彩さんの「SUMILE SMILE」や村川梨衣さんの「Sweat Sansetion」などなど。
歌詞は「大人になるってなんだ?って思ってた学生だった頃の過去の自分と成長して大人になってしまった自分が対話して、その時と変わらず生きてるから未来で待ってるよ」ってな感じの内容だと(勝手に)思っています。
個人的に好きな箇所はBメロの変則的に突っ込んでくるあおちゃんの高速ラップと、ラスサビりえしょんの「風邪ひかないでね またここで会いましょう」の伸びやかかつ芯の通ったハイトーンボイスですね。推しにまたここで会いましょうと言われたら待つしか無い。
この曲はフェスのオーラスに歌われる予定だったので中止になってから聴くと所々、歌詞の意味の捉え方がコロナ禍「以前」と「以後」で全然変わって聴こえてしまうのが寂しくもあり、なんだけど元気を貰える曲でもある、今でも聴く度に複雑な感情になりますね…
- ありがと 喉が枯れても歌う
- この続きはね 必ずまた今度
- 覚えたてのメロディーを聞かせたいから 約束だよ
- 風邪ひかないでね またここで会いましょう
来年の「夏休みが来るまえに」はフェスが開催されることを心から願っております。
まとめ
というわけで2020上半期楽曲10選を完走した感想ですが、今年に入ってから何故か765ASとかナナシスの昔の音源とかをよく聞いていたせいか、今年に発売された楽曲はまばらな聴き込み方をしていたかな〜という感じです。
今後は新譜にもっと貪欲に、幅広く楽曲を聴いていきたいですね。長文乱文失礼いたしました。