Vtuber楽曲初心者が聴いてみて良かった曲15選 前編

昨今の情勢によりオンラインイベントの開催される量がかなり増えましたよね。その中でも最近閲覧者数が多かったイベントと言えば「MU2020」でしょう。

出演アーティストを見て分かる通りクラブカルチャーの一線でDJやライブを行う人ばかり集めたイベントだったんですがPV200,000、同時接続10,000人を超えるバケモノイベントでした。まぁそれはさておき個人的には好きなDJさんが出るから見ていたんですが、結構皆さんVtuber楽曲を使用されるんですよね。

正直、私Vtuberにつきましてはほぼ知識ゼロでした。キズナアイとか輝夜月とかちょこっと見た位です。ゲーム実況したり生放送でスパチャが飛んだり、これが令和のインターネットか…と若干遠い目で見てました。

けど上記イベントで「あれ、この曲いいな」って思った曲が「これVtuber楽曲やんけ!しりゃん!!」となり「これは思っていた以上に良曲がVtuber界に溢れてるのでは…?」という感情が生まれてきたので、Twitterで教えてもらったりShazamってみたりしてちょっとYoutubeの海でdigって来ました。以下良かったと思った曲のまとめです。前編なので5曲です。

Virtual to LIVE – にじさんじ

作詞:kz
作曲:kz

kz氏がプレイしたMU2020#1で知った曲。

コロナウイルスでクラブがクラウドファンディングを募らないと生きていけなかったり、それでも閉鎖に追い込まれたり、そんな世知辛い世界の中、この曲を聴いて

どうしようもなく今を生きてる 
この声が届く未来が 幸福だと言えるように
ただ謳おう Virtual to LIVE

この歌詞でVtuber楽曲って良いねって心を動かされたんだと思います。2019年8月に作られたのか…やはりkzは神(信者)

曲調は所謂タオル曲、サビでぶん回せるようなアレになってます。サンバ?でもないしなんて言ったらいいんだろう。ミリシタで言うところの「Beat the World!!!」が近いかな。後ろでドンカドッカってなってるやつ。語彙力。

とりあえず曲を聴いてみてね。

AIAIAI – キズナアイ

作詞:中田ヤスタカ
作曲:中田ヤスタカ

天才DJポーター・ロビンソンが主催した「Secret Sky Music Festival」にも出演したキズナアイの楽曲。提供は中田ヤスタカ。まじか。

楽曲はテクノポップ、個人的には初期capsuleやピチカート・ファイヴの楽曲を思い出させるような内容。歌詞は「あ あい あい あい」や「ほっ ほっ ほっ ほっ」のような掛け声が完全にフロアを煽りに来てる内容となっております。きゃりーぱみゅぱみゅとかに近いかな?一度聴いただけで耳に残る曲調は流石。

アンチグラビティガール – 月ノ美兎

作詞:MCTC
作曲:TAKU INOUE

初っ端から宇宙感漂うドラムンベースな楽曲となっております。イノタク好きだからね、しょうがないよね。「これからの全部も笑いたい、笑ってたい」このメッセージに尽きますね。2.5次元なんですけどPVは月ノ美兎やグラフィックの2次元感が強い異質感を覚える面白い感じに仕上がってます。さすVJトールミツハシ。

Virtual Reality (Music Only) – KMNZ

作詞:KMNCREW
作曲:Snail’s House

イントロからボコーダーをかましまくってるSnail’s Houseのエレクトロポップな楽曲。と思いきやメロは2人のVtuberとしてのあり方をリリックに乗せたラップのやり取りの応酬が特徴的な楽曲になってます。Ujicoの曲はみんな聴こう。

ラビュリントス(prod. by #ケンモチヒデフミ ) – #希来里パイ / ππ来来

作詞:Pie pie lie lie(Pie Kirari & Neko Tencho)
作曲:ケンモチヒデフミ

Aサビまでは今流行りのEDMの流れか、と思いつつ聴き進めるとサビでいきなり強いシンセがブチ込まれガチハウスになってひっくり返った曲。作曲はケンモチヒデフミ、水曜日のカンパネラの作曲担当。なんかもうどっからでも引っ張ってきてありなんかVtuber界という感情になりました。聴き所は中国語を織り交ぜてからのラスサビで盛り上がる流れ。アウトロは完全にクラブ音源のソレですね。

前半まとめ

いやどれも作詞作曲PVが異常に凝ってない???楽曲提供なんかは特にベテランや現行でゲームアニメに提供してる作曲家が多いし商用でも全然通用する内容なのにYoutubeで見られちゃうわけ??????と錯乱しながら楽曲を漁っていました。Vtuber楽曲、奥が深いですね…後半に続くよ〜

追記:聴いてるうちに10曲じゃ足りなくなってしまったので急遽15曲の前中後編の3部作になってしまいました。どうして。